ギリギリ結べる長さで!っていう魔のオーダーを無視する理由



ギリギリ結べる長さで切りたい、、、っていうお客様からのオーダーって意外と多いです。






1ヶ月に5人は、ギリギリ結べる長さでって言う、魔のオーダーされますが。基本、、、僕は無視します。

「今日は、どんな感じにしますか~?」
「え~っと、ギリギリ結べる長さで切りたいんですけど」
「             」

こんな無視ではないですがwwギリギリ結べる長さで切る時は、パーマか、コテを使ってセットしてもらう事を前提にしていただきます。


まずオーダー通りに髪を結んだすぐ先をチョキンって切って、髪をおろしたら前下がりの肩上ボブ風な襟足が外ハネ!みたいな斬新なヘアースタイルになってます。それでいいのか?と聞かれたら絶対にNOだと思います。(それでOKと言われてもしないですけど。。)




そのオーダーを聞いて僕が美容師目線で重要だなと思うことは。。


まず大前提に結ぶって言うことが一番重要にされてる。
これは良くありますよね。僕もここ5~6年は365日結んでいるので分かります。仕事で、学校で、肩に付いたら結ばないといけないとか、事務など下を向いて仕事するのに、邪魔になるからとか、赤ちゃんが髪を引っ張るからとか、とにかく結べないとダメなんだ!と言うことがまず一番重要になっているんだなと。



そしてとにかく切りたい!って事。
毛先が痛んでるから切りたいけど、結べる長さは欲しいとか。結んだ先が長すぎて椅子に座った時に背中と背もたれに挟まるからとか、枝毛が気になるとか、とにかく毛先は切りたいと言う事。





当たりまえですけど、この2つが重要なのはわかります!



結びたいし切りたいので、ギリギリ結べる長さで!って言うオーダーになったんだと思うんですけど、結ぶ時は後頭部の下、襟足らへんで結ぶので、もちろん襟足の毛は短くても全く問題ありません。けど顔周りの毛が短いと後ろまで届かないので、必然的に顔周りの毛が長くなるので、前下がりのボブ風になります。



ここまで説明すると、僕のお客様はまず前下がりのボブは却下されます。
そうすると、あるていど顔周りの毛は長くないといけないので、肩に付くかつかないか?くらいのボブになってきます。(僕のお客様の好み的に前下がりのボブが好きな方はほぼほぼ居ないので)



だけど、肩ギリギリのボブって、伸びたらすぐにはねるのでスタイルの持ちが悪くて、あまりお勧めしないんですよね。なので、肩に髪が付いても良いようにパーマを当てるかコテで巻いたりして頂きたいです。


結果、僕が思うギリギリ結べる長さのヘアースタイルは、

パーマかコテで巻いて頂くことが前提な肩ギリギリのボブです!



もし、パーマも、コテで巻くのも嫌な方はギリギリ結べる長さはお勧めせずに、余裕をもって結べる長さにして頂きます。。





最後まで読んで頂き
ありがとうございました
あいらぶゆー
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